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2014年01月21日

本物のドキュメンタリー映画を撮影する事が不可能な理由・マイケル・ムーア監督

本物のドキュメンタリー映画を撮影することは不可能だと思う。

ドキュメンタリー映画は、撮影の対象となる人物、事件などの対象があって成立する。

「どんな人物か?」「どんな事件だったのか?」事件であれば、両側の意見を聞かなければ公平と言えないが、それをしてるドキュメンタリー映画は、非常に少ない。

つまり、監督が完全に客観的に撮影をしなければドキュメンタリー映画は撮影できない。
しかし、監督も人間である以上、どうしても主観が混じる。

本物のドキュメンタリー映画を撮影する事が不可能な理由・マイケル・ムーア監督

典型的な例を挙げると、マイケル・ムーア監督だ。
『ボウリング・フォー・コロンバイン』で、アメリカの銃社会の危険性を訴えた。
『華氏911』は、2004年アメリカ合衆国大統領選挙において、ブッシュの大統領の再選を阻止する目的で公開された。
『シッコ』日本には存在して、アメリカには存在しない国民皆保険制度の問題を取り上げた。日本と違い、アメリカでは入院と手術の金額が700〜1000万円以上と一桁多い。医療保険に入っていない貧乏人は氏ねと言ってるのと同じだ。

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posted by ガンダルフ at 02:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
2014年01月13日

『クラウド アトラス』の感想/映画見聞録 ※ネタバレ注意

映画『マトリックス』で有名な監督、ウォシャウスキー兄弟。
いつの間にか、兄が性転換して、ウォシャウスキー姉弟になっていました。
というか、女性としての魅力が・・・いや、本人が満足ならそれでいいでしょう。

ウォシャウスキー姉弟・マトリックス・クラウドアトラス

映画『クラウド アトラス』は、中世から現代、未来まで様々な時代が入り混じるストーリーですが、思いのほか単純というか、ストーリーを理解できないということはありません。

是枝裕和監督の『空気人形』で注目を浴びた韓国女優のペ・ドゥナが、2144年未来のネオ・ソウルで働くクローン人間・ソンミ451役で出演しています。
このソンミ451が物語のキーパーソンです。

映画『マトリックス』で、主人公ネオ(キアヌ・リーブス)の宿敵だったエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングも各時代に悪役として登場しています。
女看護師ノークスは、どう見ても、ただのオカマですが(笑)

トム・ハンクス、ハル・ベリー、スーザン・サランドン、ヒュー・グラントなど、名だたる俳優が各時代で様々な配役で登場しています。

現代の2012年を舞台にした"ある編集者の大脱走"で、ティモシー・カベンディッシュが口にする台詞「ソイレント・グリーンは人間の肉だ!」、なぜあのシーンでその台詞が飛び出したのかわかりませんが、ネオ・ソウルで働くクローン人間の末路は、殺されて人肉工場送りになることでした。
脱走したソンミ451は、地球と移民惑星にその事実を公開放送した後に、ネオ・ソウル当局によって始末されます。

この映画の最大の矛盾点がここにあります。なぜ、内部告発無しにあれだけ巨大な人肉工場を建設できたのか?なぜ、政府は明らかに生命倫理に反する行為を容認したのか?ソンミ451ではなく、工場の存在を知った誰でもネットに証拠を書き込めば済む話だったのでは?

“有り得ない人肉工場”の存在が、この映画のストーリーを陳腐なものにしています。結局、人肉工場が中心になるストーリーのSF映画です。

荒唐無稽なストーリーで、現代の社会問題と結びついている訳でもなく、人生について考えさせられる訳でもなく、際立ったアクションや視覚効果がある訳でもなく、SF映画としてみても精彩を欠いてます。正直言って、つまらない映画です。

というか、ウォシャウスキー兄弟の映画って『マトリックス』以外は全部つまらないような気がしませんか?

『バウンド』も『Vフォー・ヴェンデッタ』も『スピード・レーサー』も『クラウド アトラス』も見ましたが、全部つまらなかったです。

『マトリックス』も押井守監督の『攻殻機動隊』や『アヴァロン』のパクリというか、オマージュというよりも、パクリと言うほうが合っているような・・・
posted by ガンダルフ at 21:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
2014年01月11日

『レッド・ライト』の感想/映画見聞録 ※ネタバレ注意

偽物の超能力者の嘘を暴く物理学者の大学教授マーガレット(シガニー・ウィーバー)と助手のトム(キリアン・マーフィー)、伝説的な超能力者サイモン(ロバート・デ・ニーロ)が対決するサスペンス映画を期待していたのだけれど、全くの期待外れ。

スプーン曲げをはじめとして、空中浮遊や念写や超能力手術などありふれたというか、使い古された手品や見世物の超能力が登場するだけ。

というか、マーガレット(シガニー・ウィーバー)とサイモン(ロバート・デ・ニーロ)の対決を期待していたのに、マーガレットは序盤であっけなく死んでしまうし、トム(キリアン・マーフィー)は冴えなくて、なぜ役者として人気があるのかわからないし、しかも、あのガッカリなオチ。

シガニー・ウィーバーにせよ、ロバート・デ・ニーロにせよ、脚本を読んで、もっと良い映画に出演すればいいのに・・・。

それと、シガニー・ウィーバーも64歳、すっかり老けた印象でした。

あと、一般人が人工心肺の機械を止めるのは違法だから。医者が止めないと。

という訳で、2大スターが出演してる割に、ガッカリなストーリーの映画でした。

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posted by ガンダルフ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
2014年01月07日

『鍵泥棒のメソッド』の感想/映画見聞録 堺雅人, 香川照之, 広末涼子, 荒川良々, 森口瑤子 ※ネタバレ注意

堺雅人、香川照之、広末涼子主演の『鍵泥棒のメソッド』を見た。

面白かった。ただし、人生の教訓も社会問題も何ひとつ含まれていない娯楽映画だ。

いや、正確に言えば、娯楽映画というよりも、映画という媒体を使った落語に近いと思う。

決して、落語を馬鹿にしている訳ではなく、そいういうアプローチに見えたということだ。

普通に観て楽しめる映画だと思う。ただ、思い返して「あの場面はどういう意味だったのだろう?」「作品のテーマは何だろう?」「監督は何を訴えたかったのだろう?」と、考えさせる映画ではない。
単純に楽しめる娯楽映画だ。

観て損はしない筈だ。

荒川良々が悪役というのも面白い配役だ。

それにしても『半沢直樹』で、一躍スターになった堺雅人が、半沢直樹とは真逆の売れない役者を演じていることも興味深い。様々な演技の幅があるのだろう。

広末涼子も、一時は異常行動が多々見られたが、今は普通に戻って良かった。
posted by ガンダルフ at 00:27 | Comment(0) | TrackBack(18) | 映画
2014年01月03日

『プロメテウス』の感想/映画見聞録 ※ネタバレ注意

映画『プロメテウス』は、巷で評判が悪い。

実際、観たけどつまらなかった。

主役ヒロインのノオミ・ラパスが、ただのオバチャンで何の魅力も感じられない。
セリーヌ・ディオンがヒロインであれば、映画の印象も変わったかもしれない。
配役は大切だと感じた。

あと、ストーリーが淡々としていて、面白みがない。
ハラハラドキドキ感が何もない。

異星人エンジニアの素性も目的も不明なままだ。

エンジニアが、いかにもCGで「作り物感」が強くて、映画に感情移入しにくかった。

映画『エイリアン』のときは、乗員それぞれのキャラクター性が際立っていて面白みがあったが『プロメテウス』の乗員はキャラが立ってない。

リドリー・スコット監督も76歳。老いて才能も萎んだのだろうか?

『プロメテウス』続編の話もあるらしい。主役がノオミ・ラパスなら映画館へ観に行かない。

リドリー・スコット監督が『ブレードランナー』続編を撮る話もあるらしい。デッカード役にハリソン・フォードは有り得ないと思うし、どうなるか不安だ。
posted by ガンダルフ at 15:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
2014年01月01日

『アベンジャーズ』の感想/映画見聞録 ※ネタバレ注意

想定外に興行的に人気だった『キャプテン・アメリカ』の出番が多かった気がする。
ペッパー・ポッツ(グウィネス・ケイト・パルトロー)は出演しているものの、『マイティ・ソー』のヒロイン、ジェーン・フォスター(ナタリー・ポートマン)は、ギャラが高いせいか、出演シーンが少ない為か出演せず。

てか、グウィネス・ケイト・パルトローって41歳だったんだね。驚き!30代前半かと思ってた。

アイアンマン=トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、『アイアンマン3』で『アベンジャーズ』のトラウマに悩まされる。『アイアンマン3』とは別個の作品かと思ったのに意外だった。

女スパイのブラック・ウィドウ、エリートエージェントで弓の達人ホークアイ、この二人は人間だし、特殊能力もないし、スーパーヒーローと呼べるのだろうか?

アカデミー賞の会場にも、『アベンジャーズ』の役者達が勢ぞろいしてたけど賞はとれず。

想定外の『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』が、アカデミー賞を受賞した。
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』って、CGがキレイなだけで、ほかに取り得がない気がするんだけど、なぜアカデミー賞を受賞したのか不明。

それにしてもハルクが不死身すぎる。銃弾をいくら受けても傷ひとつつかないし。

物語としては、とくにこれといって語る部分もない。

ただ、アメコミヒーローが大集結して大暴れというSFアクション映画というだけ。

人生について考えさせられる台詞もテーマも何もない。単純極まりない娯楽映画。

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posted by ガンダルフ at 15:01 | Comment(0) | TrackBack(1) | 映画
2013年12月31日

『アウトロー』の感想 トム・クルーズ、ロバート・デュヴァル/映画見聞録 ※ネタバレ注意

トム・クルーズ扮するジャック・リーチャーの映画『アウトロー』を観ました。

映画の予告編で派手に暴れまわってるジャック・リーチャーの車(カマロ)は、ジャック・リーチャーの所有車ではなく、車の出るカーチェイスのシーンも短くて残念でした。

それにしても、映画に出てくるアメ車は、どうしてこうどれもこれもエンジンのかかりが悪いのでしょう?
いつも主人公が敵に追われる場面で、車のエンジンが一発でかかりません。
日本車ならエンジンは一発でかかるのに。

それと、映画の中のアメリカ車はやたらと頑丈です。高いところからジャンプしてもダンパーは壊れないし、自動車や何やら障害物に次々とぶつかっても壊れずに走り続けます。

もし日本車であれば、車がつぶれて衝撃を吸収して運転者を守る構造になっているものもあるし、ぶつかったらエアバッグが開くと思います。

随分おじいさんになったロバート・デュヴァルが出演してラストシーンでライフル(狙撃銃)をぶっぱなしているのは面白いと同時に、もっと若い役者さんでも…、と複雑な想いでした。

『ミッション・インポッシブル』シリーズのように派手なアクションもないし、予告では『法律なんて無視のアウトロー』みたいな宣伝文句でしたが、実際に映画を見てみると、緻密な捜査で証拠や証言をあつめて推理した結果、容疑者は無罪という仮説を立てているし、観る前のイメージと違い、(トム・クルーズとしては)地味な映画という印象を受けました。

どうせなら、推理ものに徹するか、アクションに徹するか、どちらかに決めた演出にしたほうが良かったように思います。

ヒロイン?の女弁護士も、いまいちサエないし、恋愛にもならないし、気の利いた台詞もないし、ごく普通の演技だけで泣き叫ぶシーンとかもないし、あまり魅力を感じられませんでした。

期待した割には、意外とたいしたことない映画だったという印象です。
posted by ガンダルフ at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(2) | 映画

『最強のふたり』の感想/映画見聞録

フランス映画の『最強のふたり』を見た。

まるで貴族のような金持ちの障がい者を、スラム街に住んでいた黒人が世話をする話だ。

その黒人が面接を受けに行った理由は、失業手当が欲しかったから。

しかし、その障がい者のお金持ちの男性は、その黒人を雇うことにする。

理由は、「自分を特別扱いしないから」。

住んでいる世界の違いから、様々なカルチャーショックをお互いに受ける。

生まれも育ちも違う二人の間に芽生える奇妙な友情。

それも実話に基づいた映画だそうだ。

ハートウォーミングな映画だった。良い映画だ。
posted by ガンダルフ at 00:53 | Comment(0) | TrackBack(2) | 映画
2013年12月29日

『ゼロ・グラビティ』の感想/映画見聞録 ※ネタバレ注意

『ゼロ・グラビティ』前評判が良かったから観に行ったんだけど、いまいちでした。

これには、多分に自分自身の宇宙への知識が影響しているかもしれません。

ライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)の主演が二人だけという、珍しい映画です。

『ゼロ・グラビティ』の不満点

1.スペースシャトルは2011年に退役している。

2.ハッブル宇宙望遠鏡の修理は、2009年5月11日に完了している。

3.ISS国際宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士全員を、たった1機のソユーズ宇宙船で地球に帰還させることは不可能。ISS滞在は6名、ソユーズ宇宙船の乗員は3名。

4.ISS国際宇宙ステーションと中国宇宙ステーションの座標上の位置が近過ぎる。飛行機で言えばニアミスの距離。こんなに近い軌道に存在する訳がない。

5.中国は常設型宇宙ステーションを所有していない。

とまぁ、宇宙に少しでも知識がある人であれば、設定が滅茶苦茶ということに、すぐ気付く訳で…。

そして、ストーリー上も、宇宙飛行士マット・コワルスキーの諦めが早すぎる。
宇宙は無重力なのだから、自分の身体の重さが負担になるはずがないのに、あっさりと自分でベルトを外してしまう。もっと、生への執着を見せて、もがいてあがいて欲しかった。
あれでは、まるで自殺志願者のような行動だ。

ライアン・ストーン博士を演じるサンドラ・ブロック、一時はハリウッドで最も出演料の高い女優と言われたけれども、自分の目から見ると決して演技の上手い役者さんではないと思う。
少なくとも、『演技派女優』という肩書きは、サンドラ・ブロックには似合わない。

宇宙空間の無重力の描写は確かに凄かった。本当に宇宙空間で撮影したのではないかと思えるほど、CG特殊効果は良く出来ている。

ただ、ストーリーと呼べるほどのストーリーもない。

教訓もなければ、ラストにカタルシスを感じるシーンもない。

カタルシスを感じないのは、サンドラ・ブロックの演技力不足に因るものか、ジョージ・クルーニーが序盤であっけなく死んでしまう後味の悪さから来るものか?

ともかく、前評判が高かった割には、あまり楽しめる映画では無かった。
設定におかしな部分が多過ぎる。少なくとも、自分が監督なら、こんな映画は撮らない。
posted by ガンダルフ at 23:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
2013年12月10日

2013年の大コケ映画トップ10/映画見聞録

1. 『ザ・フィフス・エステート(原題)』(ベネディクト・カンバーバッチ主演)
2. 『バレット』(シルヴェスター・スタローン主演)
3. 『パラノイア(原題)』(ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマン主演)
4. 『PARKER/パーカー』(ジェイソン・ステイサム主演)
5. 『ブロークンシティ』(マーク・ウォールバーグ、ラッセル・クロウ主演)
6. 『バトル・オブ・ザ・イヤー(原題)』(ジョシュ・ホロウェイ主演)
7. 『ゲッタウェイ(原題)』(イーサン・ホーク主演)
8. 『ピープルズ(原題)』(クレイグ・ロビンソン、ケリー・ワシントン主演)
9. 『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』(ジェフ・ブリッジス、ライアン・レイノルズ主演)
10. 『グリフィン家のウエディングノート』(ロバート・デ・ニーロ、ダイアン・キートン、アマンダ・セイフライド主演)
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2010年01月14日

20世紀フォックス、PSPに映画複製可能なBDソフトを発売

アメリカの映画会社大手20世紀FOXは、1月下旬に日本でSONYのPSPに映画コンテンツを複製可能なブルーレイディスク(BD)ソフトを発売します。
家だけでなく、外出先でも手軽にソフトを楽しめるようにしてBD需要を伸ばす狙いです。続きを読む
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2009年09月16日

フレデリック・ワイズマンvs.マイケル・ムーア

マイケル・ムーア監督じゃねぇよ!byハリセンボン近藤春菜

ドキュメンタリー映画の手法云々というよりも、洋画のニコラウス・ゲイハルター監督の『OUR DAILY BREAD (いのちの食べかた)』、邦画で言えば原一男監督の『ゆきゆきて、神軍』などもそうだけど、そのドキュメンタリー映画を見て、観客が何を感じたか?あるいは行動する動機になったか?という部分が一番重要だと思う。
手法については、あくまでも監督の好みというだけで、ドキュメンタリー映画の撮り方として、正しいとか間違っているといった話ではなくて、主体はあくまでもドキュメンタリー映画を受け取る側の観客だと思う。
それにしても、個人的感想としてハリウッドのエンターテイメント映画よりもドキュメンタリー映画の方が、咀嚼に時間がかかるというか、消化に時間がかかるというか、観たあとで何日も、あるいは何カ月も、その映画の訴えるものの意味について、フラッシュバック的にシーンを思い出して哲学的に結論を導き出そうとしている自分に気付くことがある。
そういう意味では、例えて言うならハリウッド映画は遊園地のジェットコースター、ドキュメンタリー映画は純文学に近いと言えるのかもしれない。

79歳のワイズマン監督、マイケル・ムーアにダメだし!手法がまるで対極?【第66回ヴェネチア国際映画祭】」より以下抜粋

 一括りにドキュメンタリーと言えども、その手法はさまざまだ。ワイズマン監督のスタイルは、コンセプトも先入観も持たず、定点観測のように被写体を撮影し、集めた素材で編集という名の演出を加えていく。本作でも淡々と稽古風景や食事といったダンサーの日常から、彼らを支える美術・衣装スタッフら裏方、そして国家公務員である彼らが年金問題でミーティングしている超現実的な姿まで見せている。取材対象者にカメラで強引に斬り込んでいくマイケル・ムーア監督とは対極的だ。

 ワイズマン監督は「別に自分のスタイルが一番良いとは思ってないけど、私はこの手法が好きなんです。ムーア? 私は彼の大ファンというワケじゃありませんね。ムーア監督の映画は、(取材対象者ではなく)ムーア監督自身についての映画だと思う。特に面白いとは思わないな」とバッサリ斬り捨てた。
posted by ガンダルフ at 09:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
2009年07月14日

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の感想

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の感想です。 ※ネタバレ注意

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』のタイトルになっている序破急(じょはきゅう)とは、日本の雅楽、能楽などの演奏についての言葉です。
雅楽の唐楽などで、曲を構成する三つの部分をいい、ほぼ西洋音楽の楽章に相当します。序破急一組で楽式とも考えることができます。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のストーリーは全く新たな新作となってます。
いきなり月面で建造される新型エヴァンゲリオンのシーンから始まり、しかも宇宙服もつけずに渚カヲル君が月面にいるし。
「理想の男性は渚カヲル君」という国際派オタク女優・栗山千明さん大喜びのシーンでしょう。

綾波レイ

「碇君と一緒にいると心がポカポカする」と、綾波レイが告白、お食事会を催して碇司令と碇シンジに仲良くなってもらおうと画策する。

式波・アスカ・ラングレー

アスカの「あんたバカァ?」は健在なものの、式波・アスカ・ラングレーも碇シンジに惚れてる模様。
テレビ版とは大違いの展開である。

真希波・マリ・イラストリアス

更には、なぜ登場したのかわからない真希波・マリ・イラストリアス、自信家で自己中心的な性格がアスカとかぶってる。
眼鏡キャラを出したかっただけ?

式波・アスカ・ラングレーのエヴァ2号機のエントリープラグは良い匂いがするらしい。

NTTドコモ(NTTdocomo)で『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』とコラボレーションしている「SH-06A NERV」(ヱヴァンゲリヲンケータイ)は劇中にほとんど登場しなくて目立たないし。
もう少し重要な場面で目立たせればいいのに。

一番問題なのは、スタッフクレジット終了後に、渚カヲルが現れて、葛城ミサトの次回予告までついてる点。
あやうく見逃すところでした。

予告編で使徒に精神汚染されたアスカはアイパッチつけてるし。
アスカのアイパッチバージョンのフィギュアとかトレカとか作って儲ける算段らしい。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

それにしてもなぜ、「序破急」ではなくて次回作が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(Quickening) 』なのか?
なぜ次回作は2本立てなのか?  ・・・まさか『学園エヴァ』をまたやる気では?

謎は深まるばかりでございます。by鈴木健二アナウンサー

新たな未来を新たなビジョンで語る、映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作(公開は全3回を予定)。
2007年9月に公開された第1部「序」は、大きな拍手をもって迎え入れられた。
リビルド(再構築)という手法で大きくスケールアップされた映像は、観客の心を大きく揺り動かしたのである。
その感動をふまえ、次のステップを目ざして第2部「破」が始動する。
汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗ることで、自ら戦うことを選んだ碇シンジ。
大きな運命を託された14歳の少年の物語は、ここから未知の領域へ突入する。
綾波レイと人気を二分するヒロイン、アスカがエヴァンゲリオン2号機に乗って参戦。加えて魅惑の新ヒロイン、マリが登場する。
謎の敵性体“使徒”とEVAシリーズの戦いは新エヴァンゲリオン仮設5号機の参加で、さらに激しくエスカレートしていく。
スクリーンに続々と展開する、誰も見たことのないバトルシーン。
驚異のスペクタクルの興奮は、未知の物語へとつながっていく。
あえてTVシリーズと同じ出発点からスタートしてみせた新EVA伝説。
この第2ステージからは新しい要素が加わり、大きく物語のポイントが切りかわっていく。
そこから見えてくる全4部作の真の姿とは、はたして何なのだろうか?

新キャラ・新エヴァなどの斬新な要素だけではなく、
未知の展開に対応したデジタル時代のエヴァ映像も「破」の大きなみどころである。
第1部「序」前半では過去の作品をベースに大胆なCG映像を加えてリビルドし、
さらにクライマックスとなる「ヤシマ作戦」では過去と根底から異なる新作映像を提示して、大きな反響を得た。
この成果をふまえて、第2部「破」では実証済みの「エヴァ独特のデジタル映像使用法」をより発展させるべく、
大きく方針を変更。原画など既存素材の流用にこだわらず、完全新作をベースに制作が進められている。
大量に描き起こされたデザインと設定。
洗練されたCG技術も増量され、新たなイメージを具現化している。
エヴァはビジュアル面でもさらに進化し、次の段階へ向かっている。
物語・映像の両面から、「序」で再構築されたはずのあらゆる事象は土台を失っていったん倒壊し、
新劇場版は混沌の中から《未来》に向けて刷新されていく。
それはまさにエヴァだけが可能とする行先不明の《ライブ感覚》。いま、大転換のための幕があがる。
押し寄せる戦慄の感覚。それはまさに「破」なのである!

6月27日に公開された劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(庵野秀明総監督)の観客動員数が6日までの10日間で100万人を突破したことが興行通信社の調べで分かった。07年9月に公開され、観客動員200万人、興行収入20億円を記録した第1作「序」は26日目の大台突破で、倍以上のスピード達成となる。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」は、95年に放送され、社会現象を起こしたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のリメーク作品。主人公の碇シンジやヒロインの綾波レイら14歳の少年少女が、巨大ロボット「エヴァンゲリオン」のパイロットとなり、謎の生命体「使徒」と過酷な戦いを繰り広げるというストーリー。「破」は劇場版4部作の2作目で、ヒロインの一人「惣流・アスカ・ラングレー」の名前が「式波・アスカ・ラングレー」に変更され、人気声優の坂本真綾さんが演じる新ヒロイン「真希波・マリ・イラストリアス」も登場するなど注目を集めていた。
『ネットで借りて自宅に届きポストへ返却』のDMM.comやツタヤディスカス(TSUTAYA DISCAS)では劇場版アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』のDVDやブルーレイ(BD)が人気です♪
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2009年05月26日

物理学者とともに読む「天使と悪魔」の虚と実 50のポイントとは?

東京大学教授 早野龍五CERN研究所における反物質研究グループのリーダー)がWEB上に発表した物理学者とともに読む「天使と悪魔」の虚と実 50のポイントが話題になってます。
これまで日本の科学者がこうした取組みをすることは稀で一昔前には考えもつかなかったことですが、双方向メディアであるインターネットが発達し、個人が誰でも情報発信できるようになった現在においては、こうした科学者が映画を論ずるといったアプローチも可能になってきたのだと思います。

早野龍五「天使と悪魔」

上巻扉の直後には、CERN研究所が反物質の生成に成功し、新型の反陽子減速器の開発に着手したこと、反物質1グラムが有するエネルギーはヒロシマに投下された核爆弾に相当すること、などが「事実」として記されている。これらは本当だろうか?

上記のようなポイントからトム・ハンクス主演映画『天使と悪魔』について語られています。
物理学の専門家の目から見た映画の虚と実、勉強になると同時に興味深いです。

posted by ガンダルフ at 13:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
2009年03月22日

『マーフィーの戦い』の感想

マーフィーの戦い』この映画もあまり知られていませんが、個人的にとても好きな作品です。

主演は『アラビアのロレンス』のピーター・オトゥール
でも、ダサダサの主人公で、やってることも子供じみてます。

舞台は第二次大戦末期の片田舎、ドイツの潜水艦とたった1機の水陸両用複葉機が戦うという映画です。

とくに戦争が終わっても戦い続けるラストシーンは、戦争のむなしさを強烈にテーマとして表現してると思います。

なんのために人は戦うのか?その動機の部分があまりに希薄、というかずれてます。そこに怖さがあります。

そうした意味では『俺たちに明日はない』『イージーライダー』などのアメリカン・ニュー・シネマや、ゴダールトリュフォーヌーヴェルヴァーグと同系列の作品と言えるのですが、なぜか見てる人が少ない。

ラストシーンのヒロインが「マーフィーさーん、マーフィーさーん、戦争はおわったのよー!」と最後の出撃に行くマーフィーを砂浜で追いかけるシーンなど映画史に残る名シーンだと思います。




探してみました2004年版DVD、ワイドスクリーンでニュープリントの輸入盤です。

マーフィの戦い
MURPHY's WAR
110分
ドラマ・ 歴史・戦争
公開日: 1972/01
洋画
メインキャスト: ピーター・オトゥール, シアン・フィリップス, フィリップ・ノワレ

第二次大戦も終り頃、ドイツ潜水艦の猛攻にあって、ただ一人生き残ったマーフィ(P・オトゥール)は、運よく近くの島民に助けられ、島の伝導病院に働く女医ヘイドン(S・フィリップス)の手厚い看護を受けた。マーフィの傷もいえたころ、海岸に彼の上官だったエリス中尉が瀕死体でうちあげられた。エリス中尉はマーフィに不時着した自分の飛行機を修理するよう命じた。命を受けたマーフィが、島で知りあった石油会社の管理人フランス人のルイ(P・ノワレ)と飛行機を修理して戻ってくると、ナチス潜水艦ラウフ艦長(H・ヤンソン)以下乗組員によってエリス中尉が射殺されていた。マーフィは激しい憤りを覚え、ナチス潜水艦撃沈を決意した。彼は修理した飛行機にガソリンを積み込みはじめての操縦にかかわらず、うまく飛びたった。大河上流の岸辺にかくれていた潜水艦を発見したマーフィは、あびせてくる機銃掃射をかわして、爆弾を投下、見事命中と意気ようようと引きあげてきたのも束の間、ちゃちな爆弾などにびくともしない潜水艦によって島は手ひどい報復を受けた。彼は今度はルイのクレーン船で直接潜水艦に体当りする戦法を思いついた。しかし、そのころラジオは、ドイツの降伏による戦争終結を伝えていた。だが復讐の鬼と化したマーフィは・・・
posted by ガンダルフ at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画